MS嫌いと共存できる世の中に
どうも、管理人本人ですらその存在を数日前まで忘れていたこのブログですが、
思うところがあり、久々に投稿したいと思います。
突然ですが、私はMicrosoftがあまり好きでないです。
特にMicrosoft Officeは身体が拒絶反応を示してしまうほど、嫌いです。
ただ、『何で俺、こんなに嫌いなんだろ?』と思って、ちょっと考え直してみた時に以下のブログをみて、理由を再確認できた気がしました。
このブログに書かれているように、『それを使うことを半ば強制している』というのは私にとっても大きな理由です。
世間をみてみたらOfficeとかを快適に使っていて不満の少ない人ばかりだと思いますが、
私にとってはWindowsやOfficeって本当に使いづらいし、とってもストレスフルなんです。
だから精神衛生のためにもできるだけこいつらを遠ざけたいのですが、
業務で周りから添付して送られてくる書類やファイルは99%がOfficeで作られたものですし、
学会の抄録や投稿論文の様式もそれが指定されているし、
ちょっと違うアプリ(Keynoteとか)なんかで作ると、「何でそんなん使ってんの?」っていう冷ややかな眼でみられますし、
そんな感じで使うことをしつこく強いてくるわけです。
本当に上のブログで書いてあるような、しつこく追いかけてくるストーカーみたいです…。
ちょっと想像してみてください。
吐き気を催すほど嫌いな食べ物を毎日食べさせられるとしたら、かなり嫌ですよね。
私にとってMicrosoftの製品を使わざるを得ない状況というのはそれと同じことなんです。
本当は使いたくないのに使わなければならない。そんななくてはならないインフラ的立場のソフトにも関わらず、使い勝手が吐き気を催す程悪い。そういうところにストレスを強く感じますし、そういうところが嫌いなんです。
世の中にはMicrosoftの製品によって恩恵を受けている人がたくさんいるということもよく理解できます。
ただ、自分のような人もいるんだということももう少し周りにも理解していただきたいなと思います。
せめてでも冷たい視線を送るのは辞めてほしいなと思います。
文書のやりとりもPDFとかでできるとありがたいです。
OfficeやWindowsだけが唯一の選択肢だとか思わないで欲しいです。
最後に私が各業務に使っているソフトの類を晒しておきます。
- OS:MacとLinux(ubuntu)
- 文書作成:Vim+LaTeX。ただし共同編集作業が必要だったり、どうしてもそれでなければならない場合はWord(しかし、残念ながらそういう状況のが多い)。
- 表計算:そもそも表計算をあまりしない。表の作成もNumbers, あるいはPython+Pandas+Jupyterでやってる。
- 統計解析:Python+PypeR(要はR)。簡単な解析ならNumpyやScipy。
- 機械学習:Python+scikit-learn。DeepなやつはKerasで。
- グラフ作成:Python+matplotlib
- プログラミング:基本Vimで書く。言語はPythonメインのたまにMatlab(でも本当はMatlabからも脱却したい)。
- プレゼンテーション作成:Keynote
- メール:Thunderbird
- Webブラウザ:Firefox
- メモ:Evernote。だけど最近研究関係はQuiverに乗り換えようと思っている。
- スケジューリング:Googleカレンダー。クライアントはMacでは標準のカレンダー、スマホではジョルテを使っています。
今のところ上記の環境が自分にとってストレスが少ないです。
これからも自分にとって最適な仕事環境を追求していきたいと思います。
とりあえず、その追求の中でMicrosoft製品はよっぽどの改革が無い限り、選択肢には挙がらないことでしょう。
まあ、ただこんなマニアックな環境が最適だとか言っても、あまり理解や共感はしてもらえないだろうな…(^^;)